ペルー アヤクチョ

武力紛争で奪われた家族の記憶

H-2 オジャーダ 記憶の聖域

ラ・オジャーダ ポスター全体

 1980-2000年の暴力で犠牲になった人たちの追悼碑

 1983年から1985年にかけて、幾百人もの人々がラ・オジャーダで殺害され、焼かれ、そして埋められた。

 アンファセップの要請により、ラ・オジャーダでの発掘調査が行われ、その結果109名の遺骨と遺体焼却に用いられた炉が発見された。

 アンファセップの母親達と人権擁護団体は、記憶の聖域予定地を確保するために多くの活動を行ってきた。

 アンファセップと人権擁護団体は、記憶の聖域の建設実現を目指してアヤクチョ州政府に働き掛けている。

 2014年8月、犠牲者家族と教会関係者の立会いのもと、法務大臣より記憶の聖域建設のための土地が譲渡された。

 2015年2月、記憶の聖域建設の第一歩となる定礎式が行われた。長年におけるアンファセップメンバーの努力の結晶と言える。

2022年03月22日更新