K-1 屋外の公園にある記憶のトーテム
アンファセップの施設の前にもともとあった公園を、州議会による決議を経て、「記憶の公園(El Parque de la Memoria)」と改称し、その敷地内に「記憶のトーテム(El Tótem de la Memoria)」が立てられています。
この記憶のトーテムには3つの面があり、それぞれ「過去」「現在」「未来」を表しています。
「過去」には、武力紛争を行った者たちとその暴力手段が描かれています。センデロ・ルミノソはダイナマイト、斧、ナイフを用い、国軍はライフル銃とマシンガンを使用しました。
「現在」では、暴力がもたらしたもの、遺体の発掘作業、真実和解委員会(CVR)の最終報告書などが描かれています。
「未来」では、割れたライフル銃の中から、平和をつくるプロセスを表す植物が育っており、上で握り合っている2つの手は、アンファセップが目指している和解と平和の文化の実現を示しています。
2022年03月19日更新