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ローマ教皇がカナダ先住民族の代表団に対し謝罪

2022年4月1日、ローマ教皇はバチカンを訪れていたカナダ先住民族の代表団に対し、寄宿学校においてカトリック教徒が先住民族の子どもたちに虐待を行ったことを初めて謝罪しました。教皇はさらに、今夏、カナダを訪問して直接謝罪する旨を述べました。

ローマ教皇がカナダの寄宿学校制度に関連して先住民族に謝罪を行ったのは初めてのことです。ただし、謝罪の対象は当時のカトリック教徒の学校関係者が行った虐待や暴力に関してであり、カトリック教会として寄宿学校制度に関与したことや、言語や文化が損なわれ世代を経てトラウマをもたらしたことなどに関する謝罪、寄宿学校制度の被害者一人一人との対話など、和解に向けた道のりはここから始まると考えられています。

参考

カナダ公共放送CBCのニュースサイト

2022年04月18日